1 2026年4月から「青切符」導入、自転車の規制はどうなる?
自転車の交通違反があった場合、指導警告のほか、これまでは
いわゆる「赤切符」の交付などの刑事手続き(有罪となった場合は前科がつく)
により処理されていました。
ただ、赤切符による処理は、反則金を納めれば刑事罰が免除される「交通反則通告制度」(いわゆる「青切符」)が導入されている自動車の交通違反と比べて時間的・手続き的な負担が大きく、検察に送致されても不起訴とされるケースが少なくありませんでした。そこで、悪質・危険な交通違反を迅速かつ適切に処理できるよう、
2026年4月から、自転車の交通違反についても、自動車と同じく「青切符」による取り締まりが行われる
ことになりました。
読売新聞の調査(全都道府県警への取材調査)によると、2026年4月だけで少なくとも842件の青切符が交付されています(集計期間は都道府県ごとに異なります)。また、842件のうち、理由が明かされた781件の内訳については、「一時不停止」が342件(44%)で最も多く、「ながらスマホ」が279件(36%)、「信号無視」が81件(10%)となっているそうです。

現在、全国の警察が交通安全教室の実施や情報発信などの啓発活動を強化している状況であり、青切符のルールについては「知らなかった」では済まされなくなってきます。特に業務や通勤で自転車を使用する社員がいる会社は注意が必要です。
次章で青切符を切られるケースと反則金の一覧を紹介します。また、第3章では自動車を扱う会社向けに、自動車が自転車を横切る場合の注意点についても記載していますので、併せてご確認ください。


